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岡山・東京の測定アマチュア:日々の放射線量資料集


by mmwhale

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RadiとRD1008で近所を測定

知人から貸していただいた堀場 PA-1000 Radiで空間線量の測定、
RD1008で地表測定を同地点で行ってみた。

Radiの感度は非常によく、ほんの数百メートルの距離で平気的に違ってくることまでわかる。
うちの近所は比較的高めの地域と岡山で標準的な線量がまだらに存在している感じがする。

空間線量 PA-1000 Radi



平均0.069μSv/h/最大0.076, 最小0.068/地表1m

RadiとRD1008で近所を測定_e0254765_132575.jpg

RadiとRD1008で近所を測定_e0254765_13294111.png


表面測定 RD1008



平均 γ0.13μSv/h/平均 β0/cm2・min
RadiとRD1008で近所を測定_e0254765_1331151.jpg


電磁波


 ーSOEKS Impulseに反応無し

事故前の自然放射線


 0.0725〜0.109μSv/h (但し概算)
# by mmwhale | 2012-06-14 13:03 | 同時測定

動画 岡山ドーム前の放射線量(SOEKS, RD1008)

SOEKSは岡山では非常に不安定であり、アルミ遮蔽しても効果がない。自然放射線程度の測定には向いていない機種なのだろうか。

SOEKS:空間線量を測定
RD1008:表面線量を測定

つまり、用途が違うと考える必要もありそう





SOEKS 最大0.23、最小0.13、平均0.19
RD1008 最大0.16、最小0.11、平均0.14
# by mmwhale | 2012-06-10 21:26 | 同時測定

岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定

本日は岡山城近くのお堀をあらためてRD1008で計測した。
この場所は、以前SOEKSとエアカウンターで高く出ていた場所である(http://mmwhale.exblog.jp/17464994/)。多少はしっかり調べたいと思いRD1008での計測に向かった。

今回はβ線も計りたいため、マイカ窓は常に開けた状態で行った。

オブジェが実は高い


早速、公園に花崗岩のオブジェが置かれていたので、そこから計測。
<写真左>SEARCHモードで計ると0.30μSv/h
<写真右>MEASUREモードで計ると0.17〜0.20、またβ線の反応が若干あった。
※BETA:6= 6/cm2・min(0.1Bq/cm2)
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_220973.jpg


測定場所


<写真左>このように、花崗岩がくまなく敷き詰められている場所である。
<写真右>RD1008と、電磁波の影響を調べるためのSOEKS Impalse
電磁界は特に反応がなく、RD1008は誤動作なく測定できる環境にあった
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_2235368.jpg


SEARCHモード 地表1mの空間線量


歩きながらのSEARCHモードはだいたい0.16くらい。一度立ち止まり平均をとると、けっこうブレがある。
0.17μSv/h 普段見かけない空間線量
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_2274834.jpg


MEASUREモード表面測定


同地点にRD1008を置き平均値を測定する。
すると、β線の反応があった。
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_2294175.jpg


平均値としてはβ線反映されず


β線の反応は測定中3回くらいで、ほとんどが0だったため、平均値には出てこなかった。
 γ線最大値:0.18μSv/h
 β線最大値:11/cm2・min(0.18Bq/cm2)
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_2210449.jpg


MEASUREモードは非常に安定している。平均的にγ線が0.14の場所だったと分かる。

花崗岩からβ線は出るのか?


今日こんな投稿をしていると、あるユーザーから『岩石・土壌等から出る自然放射線(β線・γ線)』という資料を紹介された。→ PDF: http://t.co/TDMt0OXu

この資料では文科省のはかるくんⅡを用いて花崗岩のβ線およびγ線、その原因は何かについて説いている。
資料では、花崗岩の中に含まれるK(カリウム40)がβ線を出しているとされる。
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_2218832.png


実際は研究をされている方にしかなかなか分からない部分だが、今日の測定で花崗岩(とくに白雲母花崗岩)からβ線を捉えることができた。

色の違い(石の違い)


敷き詰められた石のうち、白い白雲母花崗岩以外に赤茶けた石や、黄色い石もあった。それぞれざっと調べてみたが、特に色の違いによってγ線が大きく上がることはなかった。β線の反応はじっくり計らないとわからない。
※0.17μSv/hは白雲母花崗岩でも出ているクラスのγ線反応
岡山城近く お堀りの花崗岩群を測定_e0254765_22235998.jpg

# by mmwhale | 2012-06-09 22:18 | 測定:RD1008

SOEKS Impulseで電磁波を測定

RD1008の公式マニュアルには誤動作の防止として以下の項目がある。
1) Avoid exposure to strong magnetic fields.
Do not keep the product in close proximity to electric motors and other
equipment generating strong electromagnetic fields. Exposure to strong magnetic
fields may cause a malfunction of the product.

1)強い磁界をさけましょう
電気モーター強力な電磁界を生成する装置などの近くに製品を置かないでください
強い磁界は、製品の誤動作を引き起こす可能性があります。


日本語のマニュアルにはこうある
高周波、電子レンジ、静電気、および磁場の近くでは、計測結果に何らかの影響が及ぶ場合があります。


なるほど、SOEKSの場合もそうであったが、電磁波による誤動作というのはガイガー計測の基本なのだろう。

そんなわけで、SOEKSから新しく出たSOEKS Impulseを使い、いくつかの場所を計測してみた。(海外でしか販売をしていない)

X,Y,Zの三次元で測定


どの方角からの電磁波なのかがわかる
SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_137632.png


PCからの電磁波を計る PCモード


警告音が鳴り響く 70〜150V/m、Magnetic(磁界)の反応もあり
SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_1234465.jpg

表示を切り替える
SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_1291386.jpg


屋外における電磁波測定モード


これは公園の近く。何故か反応が
SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_127465.jpg


どうやらいつもの公園は電磁波が?


いやあすごいな、PCモードでもこんなに警告出ないのに...
SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_1282478.jpg

SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_1285725.jpg


それは、送電線が近くにあるからです


そうでした。この真下では635V/mという、PCの前でも出ないような電磁波が出ていました。
SOEKS Impulseで電磁波を測定_e0254765_1295968.jpg


ガイガーへの影響は?


そして、前回の投稿(http://mmwhale.exblog.jp/18122637/)で調べた辺り、まさにこの送電線の配線の真下にあたる場所でした。あのとき、非常に大きい数値や、ブレもあったのですが、電磁波の影響が出てしまった可能性がある

このような場所では、そもそもガイガーの計測は向いていないことになる。
# by mmwhale | 2012-06-09 01:31 | ガイガーの工夫

RD1008のSEARCHモードを使ってみる

すっかり愛用機となったRD1008だが、SEARCHモードを検証しておく必要が出て来た。いくつかの参考サイトを見ると、SEARCHモードは汚染源の素早い特定に向いた高感度の機能であったり、空間線量の測定に向いているなどとある。ここは試してみないとわからない。

夕方、岡山市 近所の公園をSEARCHモードで歩いていると、やや高い場所を発見した。測定をしてみた。

RD1008/SEARCHモード/マイカ窓の確認



はじめに、同じ地点でマイカ窓を開けた場合と閉じた場合で比較をしてみた。

◎マイカ窓を閉じた状態での測定、最大値
0.13μSv/h平均の場所を発見した。ほか0.11程度
RD1008のSEARCHモードを使ってみる_e0254765_21415265.jpg


◎マイカ窓を開けた状態での測定、最大値
二回だけ0.15μSv/hを計測した。ほか0.10〜0.14程度
RD1008のSEARCHモードを使ってみる_e0254765_21424120.jpg


※なるほど、マイカ窓を開けるとγ線測定のふらつきが大きくなるのかもしれない。しかし、1度の計測では何とも言えないし、大差が無いとも言える。

RD1008/MEASUREモード/表面測定/マイカ窓-開ける


この地点に他よりも比較的高い線源があるのかどうか、調べるためMEASUREモードに切り替え、マイカ窓を開けた状態で平均計測をした。

◎2回ほどβ線を拾う
最初に13/cm2・min(0.21Bq/cm2)、次いで7/cm2・min(0.11Bq/cm2)それ以降β線反応はなかった
RD1008のSEARCHモードを使ってみる_e0254765_21455294.jpg


◎平均値の結果
0.12〜0.13μSv/hという結果になった。
RD1008のSEARCHモードを使ってみる_e0254765_21465453.jpg


β線反応はわずかにあったものの、それは2回ほどだった。かなり低く一定ではないため、平均値には反映されない結果となった。


一瞬、β線反応があり、これはひょっとしたらセシウム137なのか? そこまでは特定できないが気になる結果となった。

# by mmwhale | 2012-06-05 21:48 | 測定:RD1008